KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
『 子どもが自分自身を信頼できるセルフイメージを 』
以前に、「チャンスをつかめる子供に」の中で失敗を本人がどうとらえるか、どんどん失敗を体験させてあげてほしいというお話をいたしました。
今回も似た内容ですが、子供の「自立」という視点から考えてみます。
「自立」とは自分で物事を処理できること、問題があっても他に依存しないで自分で解決しようとすること…などといえるでしょう。
最近、レッスン予約の電話や予約表記名を自分でするようになった子が増えてきました。
かたや小学生の高学年になってもいまだに親に起こしてもらっているとか、
そして遅刻しようものなら親のせいにしてしまうとか(笑)…失礼!
親から子への最高のプレゼントは、
「子供が自信を持って自立できるようにすること」だそうです。
幼い頃、まだ他力依存も必要な時から、少しずつでも可能な範囲での責任を持たせてあげれば、
子供たちは自分の足で立ちつつあることや、人としての尊厳を持てつつある喜びなどを感じてセルフイメージも上がっていくはずです。
だから失敗するとわかっていても、やらせてあげてほしい。
そこで手を出してしまうと、そこから学ぶこともできず、大きくなればなるほど、
やらなければならない場面に出会ったときに苦しみが大きくなり、
不安なことには何も挑戦できなくなる「だって、できないんだもん!」って…
子供が自力でできることを代わってやってあげる毎に、自分で考え自分で行動するチャンスを取り上げ、自立を妨げていることになります。
そして人を頼っているために、うまくいかないと人のせいにし、他人の意見に振り回されることになるのでしょう。
自立している子は自分を頼りにし、
他に依存しないので、
他人に裏切られるという意識もあまりなく、
他人の言葉や態度から傷つく、惨めさ、寂しさ、怒り、失望を感じることも少ないらしいですよ。
「子どもを不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ」… ルソー
KCJが伝えたいこと