今回のキャンプは、子供たちとスタッフ(6名)合わせて50名ちょうど、猛暑日が続いていたので「熱中症に万全を期して」と臨んだのですが、幸運にもキャンプ両日ともに比較的過ごしやすい気温となりました。それでもインドアコートの中はやっぱり熱く、多少休憩をとりながら回復を待って再びゲームに入る子が数名いましたが、特に問題なく過ごしました。
ホテルについてすぐの班分けでしたが(今回は未交流=知らない友達グループ数名づつを組み合わせて1チームを作ってみました)自己紹介、役割分担、グループ対抗のゲームなどで全員がすぐに打ち解けていました。
心の輪では毎年ドキドキしてしまいます。このままずっと成功しなかったらどうしよう。ホテルにも迷惑をかけるし、子供たちもだんだん集中力が落ちていくし、あきらめムードが出てきてしまうと大変です。でもやっぱり何とかなるもんですね。
ここの食事はなかなか豪華です。子供たち向けとはいえ食べきれない子がほとんど。今年は野菜嫌いが思ったより少なくて…
悩みに悩みましたが風が思った以上に強く、夜のイベントでは「花火」を中止にしました。宝探しも中止?と思いましたが子供たちの強いリクエストでとりあえずやってみることに。
過去のこのイベントでの最高の楽しさからは程遠かったものの何とかやり終えました。おかげで次回の風対策が立てられました。子供たちが賞品を嬉しそうにもらってくれたのが何よりでした。
2日目、朝の天気は良好! 海岸でのイベントはご覧のとおり、充実した内容で全員が全力を出して頑張りました。ホテルと浜の移動も例年になくスムース!声がかれることもなかった。九十九里の朝はいいですよ!
たっぷり体を動かして、たっぷり楽しんで…
「人のために」、正直これはまだまだといった感想です。過去には点数制でやったこともあり、その時は全員が素晴らしかった。けれどもそれは「人のために」ではなく「点数のために」「賞品のために」という色が濃すぎて今回は自主的なところを観察してみたのですが…。点数がもらえないと途端に「誰かがやってくれるだろう」的になってしまう。
ただし、「トーナメントクラス」の子供たちはやはりすごかった。この子たちの将来を私は全く心配することはないでしょう
「やってます!」をこれ見よがしにするでもなく、見返りも求めることもなく、他の子供たちが何もしないで足早に帰ろうとするのを横目にただ淡々と、一つひとつ最後まで丁寧にコートブラシを掻けたり、忘れ物の点検をしたりするなど… 上のクラスに行けばいくほど、挨拶などを含めそういう心の指導が圧倒的に増える(心のレベル=人間力、セルフイメージの高い選手でなければ最近のスポーツでは上位に行けない)ので当たり前といえばそれまでですが、こうもキッズやジュニアクラスの子たちとの差がついているのかと、感動を覚えずにはいられませんでした。
しかしながら日ごろのレッスン指導の中でキッズやジュニアクラスのこの部分の指導をもっと考えていかなければという課題も大きく浮き彫りになりました。
来年はさらに進化したキャンプができる、と、楽しみにしております。
WEBアルバムは、現在掲載する写真を編集しております。
もうしばらくお待ちください。
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