続きはこちら▼ 今回のキャンプは生徒とスタッフ５名あわせて５１名、バスが土浦からと龍ヶ崎からと２台出ることになりました。たくさんのご参加ありがとうございました。
今回のキャンプでは初めて「人のためになる」「0.2秒の返事」を強化メニューとしてみました。その結果は「人のためになる」についてはとにかく感動です。もうご両親に見て欲しかった！子供たちってここまでできるんだって新発見でした。荷物運びなどは「○○持っていきます」「これどこにもっていけばいいですか」「他に何か持っていくものはありますか」…ってドンドンきますから我々は楽でしょうがない！食堂に行ったらすでに水が全員のコップに注がれており、お味噌汁も配られている。（味噌汁は各団体が食堂に入ったタイミングで熱い状態でまとめて一箇所に置かれる。ご飯は各自好きな量を自分で盛る）食後の片付けも、私の記憶の中でもおそらく最高に早い。例年のようにいらつく場面がかすかにもない。また、風呂や寝床の用意など高学年の子供たちはしっかり低学年の面倒を見ていたようです。 「こんないい子達は初めてです」ホテルの従業員さんから２度も言われましたよ。
ただ「0.2秒の返事」については、残念ながら大きな反省材料となりました。挨拶もまだまだ…(落) 初日のホテル到着直後のオリエンテーションで挨拶と返事の重要性について話したにもかかわらずですよ…特に返事については「返事がない人、は～い(低い嫌そうな声)の人は相手に『うるさいな～わかってるよそんなこと』っていうメッセージ、意味が伝わるんだよ。コーチにはそういうふうに聞こえるんだよ」とまで、少し無理をして言ったにもかかわらずですよ～。挨拶については40点くらい（形だけの挨拶、心が伴っていないから相手を気持ちよくさせることもできない）、返事に至ってはひと桁台でしょうね（何を話してもほとんど返事がない。個人的に注意した時すら）。我々にも責任があります。今後の大きな課題として日頃のレッスンにも、来年のキャンプでもさらに強化したいと思いました。 ちなみに私は学歴などよりも心からの挨拶返事が出来ることが何倍も大切だと思っています。もちろん学力を否定はしませんが… 少し前、テレビで人気大企業の新入社員３名が司会者の「入社できた理由として学歴は関係あると感じましたか」という質問に「全く関係ありません」と３名全員ともはっきり答えていました。その３名は、人間としての基本があった上で社会に貢献できる何か光るものを持っているかが問われるということを言いたいようでした。相手を敬う心、感謝の心、優しさなどがこの挨拶や返事の中に宿り、日々のコミュニケーションを活性させていく。まさしくこれが「人間としての基本」の初歩ではないでしょうか。（ゴメンナサイ話が・・・
ところでもう１つ嬉しいことがありました。今年は完食がとっても多かったのです。毎年食事については野菜を食べない！ほとんど残す！などと心配しておりました。去年などは70％以上残飯になってましたから。確かに「食事を残さず食べる」を１日の目標にした子供たちもいましたが、お代わりも多く今までの心配はなんだったんだろうというほどの食いっぷりでした。
恒例の「心の輪」はやはり今回も大変でした（過去の例）が、これが簡単に終わってしまっては達成感もないのでなんとか昼食にありつけて本当によかったって思っています。最後の「よーし！」という私の合図に飛び上がったりホッとしたように寝転がったり・・・毎年のことながら本当に出来るのだろうかと緊張しますね。来年もうまくいくと信じたいのですが。
「挨拶と返事」今後のキャンプの課題、これからのアカデミーのあり方を再度見直す必要があると感じております。しかしながら過去最高のキャンプであったことには間違いありません。そして今回のキャンプで子供たち各自が立てた目標は、間違いなく達成されていると思います。立てた目標を「できた」で終わらせることが重要で、この繰り返しによって自信やセルフイメージが向上していきます。今回も子供たち数人の明らかな変化をスタッフたちが感じていました。変化がすぐに表に出ない子供たちにもこの経験は潜在意識の中に残っており、何か必要な時、判断の時に必ず役立つものと確信しております。 最後に、お子様と我々スタッフを信じて送り出していただきましたご家族の皆様に心より感謝を申し上げます。
WEBアルバムに写真をたくさん掲載いたしました。ぜひご覧ください。 夏休みこどもキャンプin白子2012 [vol.1] [vol.2] [vol.3] [vol.4]
