この小学校に感動!
「青葉台初等学部」という小学校。
TVのドラマやCMなどに、茨城を中心としたロケーションを紹介斡旋している友人に、「海外の学校」を想わせるとして撮影に協力してもらったという私立の小学校を紹介してもらいました。
まずは、この先の文章がこの学校や誰かに頼まれて書いているのではないことをお断りしておきます。
かすみがうら市上稲吉にあるこの小学校、土浦北インターから車でものの3分。
(ほとんど土浦)こんなところに私立の小学校があったなんて。。
来てみてびっくり、自然に囲まれた広大な敷地に、なんとポニーが2匹放たれているではないか。
北欧風の校舎が手入れの行き届いた植栽豊かな中庭を囲んで、何とも暖かい雰囲気を感じる。
グラウンドの中心には、枝葉の広い母性を感じさせる木(種類がわかりません)が、しっかり芝の上に影を落としてて、夏にはもってこいの”憩いの場”になるんだろうな・・・
「小学校では日本一広いと思います。」
野淵先生に案内されたその先は、またこれが普通の小学校の校庭ひとつ分もあろうか、天然とも思える野原。
タンポポなど背の低い種々の草花が咲き乱れ、避暑地を思わせる大きな木陰が点在する・・・ウワッ俺好み!アウトドア派ならテントを張りたくなるよな・・そう思いきや、ここで時々キャンプをやるそうな。
「その小山はマウンテンバイクで走ったり、“流しそうめん”をやったりするんですよ。」
見ると確かにバイクで走った後や、ピッタリの傾斜がある。
さらに奥へ進むとなんとなんと木陰の中に小ジンマリではあるが手作りのプールがあるではないか。
自然の景観を損ねない配慮・・・天然の露天風呂が一瞬脳裏に浮かんだ。
その先に目をうつすと、幅3mほどの大きな溝がグルっと広く楕円形を作っている。
「カヤックを体験できるように水路を作っているところ・・・」とのこと。
出来あがったら楽しいだろうなあ。。
校舎や体育館の案内では、茶道やパソコン専用の教室、自分達で料理を作る部屋、工作専用の部屋など子供たちの実践力や想像力を引き出すオリジナリティーと、学年別に校舎や階を別けないで縦(学年の上下)のつながりを深めていく工夫、さらには建設中の建物にもその工程に関心を持ってもらいたいからと可能な限り近づくことも良しとするなど、随所に子供たちの可能性を広げることに尽力されている点が見うけられ、ここから卒業する子供たちの可能性の膨らみを感じない訳にはいきませんでした。そして想像を超えた素晴らしい教育理念に脱帽状態でした。
「自分の子が小さかったらここに入れたかったですね。」本当にそう思いました。
「私も子供はもう大きいので、孫はここに入れたいと思っています。」野淵先生。
体育館の裏手には、麦畑もあり種付け、栽培、収穫から、料理し頂くところまで子供たちがすべてやるそうな。。
はじめての訪問で、いきなり写真はとも思ったので残念ながらカメラは持参しませんでした。
聞いて想像していた以上、「日本がおどろく小学校を創ります。」も素直に頷けるこの学校。
「正直、最初はいろいろ問題や失敗もありました。」
2009年創設以来まだわずか、私は失敗と言うよりさらに洗練されていく過程だと思いました。
何らかの形で応援させていただきたいとも思いました。
KCJテニスアカデミーの理念との接点などまだまだ書きたいことがあります。
長くなったので次回に・・・