先日、子供達にこんな話をしました。
・コートに入るときは大きな声であいさつをしよう。・コーチの言葉は背中で聞かない。
・ハイ!という明るい返事はコーチを上手に使うテクニック。
・コートの中では、どんなに思い通りいかない時でも、常に明るくいること。
その中で…いつかテレビで島田伸介さんが言っていた言葉が気に入っていたので子供たちにも伝えました。
「挨拶と返事はめっちゃ重要やねん! 普段から知っているお前らやったら少々返事や挨拶ができへんでもいい子やってわかっとる。でも、初めて会うた人やったらどうや。返事や挨拶があかんかったら、どんなにええ子であっても相手に伝わらへんし、この子はあかん…になってしまうやん。それはめっちゃめちゃ損なことやで。せやから、自分のガキには挨拶と返事だけは大事にせえ言うとる」 と、このような感じの内容でした。
私もよく子供達に話すのは…テニスでも強くなっていく過程には多くの素晴らしい指導者と出会ったり、○○代表選手などの選考会などを経験したりする。そのときに気持ちのいい挨拶や返事は絶大な武器になるよ…といった内容です。
挨拶は「私はここにいます。そしてあなたと良いコミュニケーションを持ちたいと思っています」という意思表示でもあると私は思っていますから、そこでしっかり挨拶をして自分の存在を相手に伝え良い人間関係を作りたいとアピールしなくてはだめなのです。
強くなって世界など上のステージに上っていくには、必ず多くの人の力に支えられていきます。だから当然、島田伸介さんのような話になっていきますよね。
もちろん私だって気持のいい挨拶や返事をしてくれる子供を気に入りますし、一生懸命教えたくなっちゃいます。
誰だってそうですよね。 最近の子供の挨拶と返事の出来ない事と言ったら本当に残念な思いです。私に気づいていても自分から挨拶できずに、私から大きな声であいさつの言葉を投げかけないと返ってこない。 したのかどうか分からないような小さな声でモゴモゴ…
ほんとっ!学校ではこんな大切なことを指導していないのだろうかと思っちゃいます。
我がアカデミーでもテニスどころか、そこから始めなきゃならない!
…その子のこれからの人生にとってとってもマイナスになってしまうから。
KCJの生徒を経験した子供達には絶対幸せになって欲しいじゃないですか。
正直、この気持ちのいい挨拶と返事が出来るか出来ないかだけでも、幸せと不幸せに分かれてしまうと思ってますから。
そんなことより、ただ子供達から子供らしい元気のいい挨拶を聞きたいですね。