「夏休み子どもキャンプin白子」
多くのご参加ありがとうございました。
今回もとっても充実した楽しい2日間でした。
子どもたちの生き生きとした姿をご覧ください・・・
写真にカーソルを当てると簡単なタイトルが出ますのでお楽しみください。
最後に動画もあります。
今回、恒例の「心の輪」は正直、人数が多すぎて出来ないかもしれないという気持ちが過ぎりました。
53人の生徒とスタッフがひとつの輪になって後ろで手をつなぎ、送られてきたパルス(手をぎゅっと1~3回握る)を正確に伝えていき、発信地に戻すという簡単な作業ですが、これがなかなかできない!案の定、練習の1回パルスの片道ですら途中で途切れたり、自然発生したり、逆回りしたり(うわーどうしよう)。ようやく練習はできたものの、本番は失敗。失敗。失敗。何度やっても失敗。でもこれができないと昼食にありつけない。子どもたちにもいら立ちや、あきらめの色が見え始めました。私もやはり無理だったかと折れそうになりましたが、「失敗なんていうものはない。出来ない方法が解っただけだよ」ということで私が心を決めました。そしたらその直後出来たのです。右回り3回、左回り1回のパルスが戻ってきました。普段のこのイベントでは必ずみんなが飛び上がって喜ぶのですが、今回は安堵感でかホッと肩を落とす子供も見受けられました。よっぽどお腹がすいていたのでしょう。
動画:サバイバル天下、コーチは逃げまくり!
今回のキャンプは例年よりも約6割も多い多数の参加となりました。しかしながら最後までチームの統率が乱れることもなく全員がすべてのイベントに最後まで参加しました。そこには不服の言葉もルール違反も一切ありませんでした。正直なところこれだけ人数が増えれば多少は行動が遅れたりイベントを抜けたりする子供がいるのもいたしかたないと思っていましたから、またこの暑さの中で体調を崩すこともなく怪我をすることもなく、これだけすっきり最後まで終了できたことは、とてもうれしく感じております。
自主性について、今回飛躍的に成長した子供たちを数人確認できました。スタッフに聞くまでもなく自ら配膳を手伝ったり、ご飯をよそったり、無くなった水をホテル従業員に貰いに行ったり、溢した味噌汁に台拭きを貰いに行ったり、また「○○チームで~と思ったので○○をしておきました」などと来たときはグッときました。小さな子供の面倒を積極的にみてくれた子もいました。「あきらめるな」「がんばれ」と声をかける子もいました。子供達は自分の役割に徹して、やるべき時はやるものだということを嬉しさとともに再確認させていただきました。
今回のキャンプでは、子供たちが本心から楽しんでくれました。それが我々の何よりの喜びです。また、学んだことはすぐには表せない子供でも潜在意識の中に残り、いつか何かの判断の時に役立つものと確信しております。私たちと子供を信じて送り出していただきましたご家族の皆様に心より感謝申し上げます。
イベント情報