2017年03月01日

今月のセルフイメージ(2017.3月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。

◆ 思い通りに体を操れること … 子供たちの自信につながる第一歩

*前回の内容と関連があるので、過去の記事を引用しております。 
私たちがセルフイメージにこだわり、何度も何度も皆様にお伝えさせていただ いているのは、子供たちがセルフイメージ通りにしか成長していかないという 事実を体験しているからです。書物やネットでも同じことが言われていますが、 30年以上も子供たちの成長に関わり実際に経験してみるとそれはすごいもの です。テニスの試合や練習の中でもその子のセルフイメージが見事なまで表れま すが、それだけではありません。毎日テニスをやり塾など行っていなかった県内 上位クラスの選手が高校2年生の夏から本格的に勉強を始めて筑波大学にスト ンと受かってしまう…(トーナメントクラスから有名国立大学へ7名の現役合格 者が出ています:先月号でもお伝えさせていただきました) 一方、早くから学習塾に移っていった子が残念な結果に終わってしまった例も 多々聞いています。結局、自分でやりたいことを選んでいる子たちは「自分はや ればできる人間なんだ!」が多く、やりたくないのに強制されている子に多い「頑 張っても自分はうまくいかないことが多いんだよな」のセルフイメージの違いな のだと思います。  スポーツは一つひとつの技術の壁を乗り越えていき、少しずつでも勝利を増や していき、その成功体験を積み上げて「やればできるんだ」感覚を獲得していく 事も大きな目的の一つです。そして子育て・子供の教育も同様「自分は出来る⇒ セルフイメージを上げる」ことが一番の目的だと思えてなりません。  私たちがこのアカデミーで、テニスの上達以外にやろうとしていることは、挨 拶ができるようにさせてあげること、自分の体を少しでも思い通りに操れるよう 「コーディネーション能力」を高めてあげること、セルフイメージアップ教室で セルフイメージのことや自信をつける方法を伝えてあげること、イベントに挑戦 して「なんだ、自分でもできるじゃないか」という成功体験を増やしていく機会 を与えてあげることなどですが、その中でも早いうちから自分自身の体を思い通 りに操れるようになることが特に大切と考えています。そのような子たちは笑顔 が増えていき、積極的になってきます。挨拶の声も大きくなってくるし、何より エネルギーを感じます。こういった子供たちが将来、社会において重宝されない はずはないと思います。  自分自身の体にすら信頼がおけないまま成長してしまうことは、とてもかわい そうなことではないでしょうか。少しでも早く、そして沢山のいろいろな動きを 経験させてあげたいと考えています。