KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
『 チャンスをつかめる子供たちに… 失敗をどうとらえるかを子供に伝える 』
私がいつも悔しい思いをするのは、じゅうぶんな能力がありながら、それを発 揮できない子、発揮できないままそれが自分の限界だと思ってしまう子、そして その限界を低く見積もり過ぎて何事にも挑戦できない(しない)子が沢山いるこ と、そして、それを、変えることができないままアカデミーを去っていってしま った子供たちがいること。
私から見ればもっとできることは明白。
ホンっと沢山いますもっともっとでき る子、逆に言えば十分に発揮できている子は珍しい。
もっと出来る子であっても、 平均点より上ならまだ気づかずに済むかあるいは、傷が浅い。
明らかに自分を低く見積もり過ぎて、あきらめ、卑屈、無関心を装うといった 子が変われなかった場合に、変われたとしても 10 のうち 1 か 2 くらいだけの 場合には、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
子供たちも何かのきっかけ で自信を少しでも取り戻したくてテニスに踏み切ってくれたかもしれないし、そ の子の親もそれを期待してくれていたはずだと思うのです。
赤ちゃんの時は、自信が 100%、何でもできると思っているのだそうです。 年齢が上がるたびに自信がどんどん減っていくわけです。
一番の原因は…そう、 一番近くにいる親です。消極的、心配性、人に迷惑はかけないように、~でなけ ればならない型、「ダメ!」が多く失敗を極端に恐れる、子供にも失敗させないよ うに細かい、失敗すると怒る親などの場合に、自信がなくチャンスを生かせない 子供が多いように感じています。
子供がとても窮屈さを感じているようで、「下 手を打つくらいなら何もやらないほうが無難…挑戦などもってのほか」が滲み出 ているのです。(…だから何かやるとなると失敗が多いのです) 逆に何事にも物怖じしないで、どんどん挑戦し、すくすく伸びていく、チャン スを生かせたな、掴めたなっていう子供は、その親も積極的、挑戦的、楽天的、 子供の可能性に注目している、という共通点が私の感覚としてあります。
そこでお願いです!命に関わるような重大なものでない限り、子供たちにどん どん失敗を「体験」させてあげて欲しいのです。いいじゃないですか?2~3 回 寝坊して遅刻したって。
それを親が起こしてあげるほうが失敗だと私は思います けど。
セルフイメージアップ教室では、「失敗」という言葉はなく「学び」と捉 えて「感謝」しようと伝えています。(さりげなく宣伝していますが…)