2015年07月27日

今月のセルフイメージ(2015.8月)

KCJテニスアカデミーの目的は、子供たちのセルフイメージを高めること。
まちがいなく子供たちはセルフイメージの通りに生きていくことになるから。
 『 挨拶が出来ないこどもたち、いつまでも苦しまないように! 』 30年以上子供たちと関わってきて最近強く感じること…「挨拶や返事ができない、反応がない、笑顔が少ない 何を考えているかわからない、エネルギーを感じない、暗い、声が小さい、話しかけてこない、子供同士の会話が減っている、ネガティブな言葉が多い、頑張ろうとしない」…勉強ができないから将来苦労するとは限りませんが、挨拶が出来ない子供は将来まちがいなく苦労しますよね。 「行ってらっしゃい、ただいま、おやすみ、ありがとう、いただきます、ごちそうさま」など 自然に言えているでしょうか。 正直私は子供の頃から挨拶が得意でした。 よく先生に大きな声で、はっきりと挨拶をしたもんです。 暴露すると、これが先生たちからの自分の評価を高めることを知っていたからです。 今思えば良かったのは、母親が挨拶の天才だったからだと思います。 買い物に行ってもどこに行っても誰彼構わず、しょっちゅう挨拶・お訪ねをするのです。ですから店で品物を探す、道を聞くなど、「こんにちは、すみません、○○ご存知無いですか?どこにありますか?」物心ついてからいつもこの調子です。 園児時代の私がもう少し自分で探したらと恥ずかしく思ったくらい…それでも時間の無駄は全くないし、とうぜん誰よりも尊敬できる母親でした。 まずは子供たちに「挨拶はとっても大切なこと」だと思って欲しい。挨拶のやり方ではなく、なぜ大切なのか。その心を伝えなければならないと思っています。 挨拶ができなかったり、周りにうまく溶け込めない子供たちには、自己評価、自己肯定感、自尊感情、つまりセルフイメージが低い子がとても多いそうです。 できない子供も、本当は挨拶したい、だけど、できないのだと思っています。 初めのうちはとっても苦しそうです。 でも、ある壁を乗り越えれば「なんだ、こんなに挨拶って簡単だったんでだ。やってみれば気持ちいいな!」って思えるのだと思います。そして、自信がついてきて声も大きくなってくるのだと思います。 挨拶一つから子供のセルフイメージが変わってくることが多いのが実感です。 プロキッズクラス以上になると、ほとんどの子が気持ちよい挨拶ができるようになってきていることに気が付いていただけてますでしょうか。